みなさんこんにちは!RepaintのKengoです。
YouTubeでオリジナル曲を投稿しているので検索してみてください!
今日も作曲の勉強を一緒に学んでいきましょう。
みなさんは曲を作った際、こんな悩みはありませんか?
「書き出したら音が小さくなった」
「ボリュームを上げたい」
「音調整が難しい」
今日この記事を読んでいただければ、そのような悩みを解決できます。
ミックス・マスタリング後、おかしいと思ったら読んでみてください!
それでは一緒に読み進めていきましょう。
1.どうして音が小さくなってしまうの?
聴く音源が変われば当然ボリュームも変わってきます。
特にMacで作曲していると元からかなりボリュームがあるので、困惑しがちです。
なのでMacで作成して、いざスマホなどで聴いてみようとすると「あれ?小さくね?」となるわけです。
このようなことが起こる原因があります。
おそらくほとんどの場合、音調整の段階で失敗しています。
簡単に言えばボリューム不足の可能性が高いということです。
僕もかつて、うまくいかずに立ち止まってしまいました。
ミックス・マスタリングがうまくいかないと、このようなことになります。
詳しいことよくわからない人も安心してください!
以下の4つの方法を試せば一瞬にして悩みを解決できます。
2.書き出した時のボリュームを上げる方法4選
今回ミックスとマスタリングの詳しいやり方は省きます。
これらを自分で終えた後に試してみると良いでしょう。
リミッターを使う
詳しい仕組みとかは理解する必要はありません。(本人も使い方と効果しか知らない)
これを使ったらどうなるのか?
それは音量を増加させることができ、曲にダイナミックさを演出する効果があります。
リミッターはマキシマイザーとも言われたりもします。
基本的な効果は同じのようです。
僕はリミッターしか使ったことがないので、今回はリミッターについて説明していきます。
リミッターとはプラグインの一種でほとんどのDAWに備わっている機能でしょう。
本来リミッターはマスタートラックにかけます。
リミッターには「Gain」という項目があります。
この「Gain」は一つのリミッターで上げるよりも、リミッターを重ねて上げた方が、ボリュームアップにつながるそうです。
例 リミッター1つでGain +6db 上昇させる
リミッター2つでGain +3dbずつ上昇させる
つまり後者の方が音圧、ボリュームを稼げるというわけです。
使わない手はありませんよね?
基本的にはリミッターを2つ重ねて+3dbずつ上昇させるのがいいようです。
全トラックの音量フェーダーを上げる
書き出した音のボリュームが小さい理由として、そもそもの音量が小さい可能性があります。
実際に聴く音源が変われば、音のボリュームに違いが出ます。
ボリュームが小さいなら単純な話、ボリュームを上げればいいのです。
ではどうすれば聴いてくれるみなさんにとって、いい音量で聴かせることができるのでしょうか?
それは音のボリュームを適切に測定してくれるメーターを使えばいいのです。
メーターを使えば、音のボリュームを可視化することができます。
このメーターを使って音量を調整していけば、最適な音量で書き出せます。
メーターについては下記を参考ください。
AI自動マスタリングを使う
今の時代AIが自動でマスタリングをしてくれます。
こちらもプラグインの一種です。
自動でしてくれるので、流石に無料とはいきません…。
値段もそこそこいい値段をしますが…。
「マスタリングわからない」
「音調整が難しすぎる」
という方はぜひとも買ってほしいプラグインです。
このAI自動マスタリングのすごいところは…
1 プロ級の音質に仕上げてくれる
2 音圧アップできる
3 数秒で簡単にマスタリング可能
4 微調整もできる
5 ダイナミックさがでる
などなど他にも色々な機能が備わっています。
今回のテーマのボリュームアップも期待できます。
特にマスタリングをお願いしている人や、自分で時間をかけて格闘している方…。
これ一つ買えば、後々お金や労力を節約できること間違いなしです。
今回紹介するのは iZtope社の「Ozone11」という製品です。
執筆段階の2024年3月では最新モデルとなっています。
種類は「elements」「standard」「advanced」というグレードに分かれています。
今後本格的に曲リリースなどを考えているなら、「advanced」を買えば問題ないでしょう。
対応ソフト
Logic Pro Cubase Studio One などのメジャーソフトは扱えるみたいです。
対応デバイス
MacOS Monterey(12.6.x)MacOS Ventura(13.5.x)
Windows 10 11
などとなっております。
設定の見直し
お使いのDAWソフトの設定に「自動ノーマライズ」という機能があるかと思います。
チェックすることでで書き出した時に、ボリュームが小さくなりすぎないように調整してくれるようです。
本来音源によってボリュームは違いますが、それを均一化してくれるのがこの機能です。
ここを設定してないと、書き出した時に小さくなってしまっているかもしれません。
すでにミックスして音圧を上げている状態ならオフでも大丈夫です。
3.ボリューム調整が難しい場合
先ほどボリュームを上げればいい!
とお話ししましたが、その調整が難しいです。
ではどうすればいいのか?
今回2つの方法を紹介します。
作業環境や機材を整える
PCに直接イヤホンを挿して作曲をしている人はいませんか?
一応できなくはないですが、音にこだわりたい場合は機材を買う必要があります。
まず作業環境は静かな部屋。
そして最低限必要な機材は…
ヘッドホン
オーディオインターフェース
この2つは作曲をやるなら持っておいて損はないです。
機材を新たに買うことで、モチベーションにもつながるかもしれません。
いくつか紹介します。
こちらの商品は収納便利な折りたたみ式です。
手頃な上に高音質で、レコーディングやミックスに最適なアイテムとなっています。
これ一つ持っておけば、音作りに関しては問題ないでしょう。
オーディオインターフェース
DTM向けのオーディオインターフェースです。
接続して使えるので難しい操作を必要としません。
また、オーディオインターフェースは本来外部電源を必要とするものがありますが、いらないみたいです。
WindowsとMac両方とも使え、持ち運びに便利です。
メーターを使って音調整する
※音作りが完成した後にすることをおすすめします。
今回使うメーターはラウドネスメーターという無料のプラグインです。
こちらも通常マスタートラックに使うプラグインです。
最下段にプラグインを入れましょう。
このメータを使うメリットとして…
音の大きさ強さをメータとして可視化できるという点です。
音の大きさを可視化できれば、調整が簡単になります。
メーターを見れば最適なボリュームで書き出しができるというわけです。
ここでは簡単にラウドネスメーターの見方と使い方を紹介します。
まず「INTEGRATED」という項目の上に−○LUFSと書いてあります。
曲を再生すると数値が現れます。
この時−18や−20LUFSとかになっていると明らかにボリュームが小さいので、上げる必要があります。
詳しい説明は別の記事に書きますが…
この数値を大体−12〜−9LUFSになるように設定します。
1LUFS上げるのに1dbと思ってもらって大丈夫です。
1LUFS=1db
これをマスタートラックのボリュームを上げるのではなく、それぞれの楽器トラックに適用させます。
仮に再生した曲が−15LUFSだった場合。
−9LUFSにするなら6db必要ということになります。
なので全トラックを6db上昇させればいいということになります。
簡単でしょ?
まとめ
いかがだったでしょうか?
書き出した時にボリュームが小さいのは、ミックスや・マスタリングの状態で失敗している可能性があります。
大体の場合は…
・全トラックのボリュームが小さい
・音圧を上げれてない
この2つのパターンでしょう。
ちなみに僕は単純に全トラックのボリュームが小さすぎたのが理由でした。
実際に作曲しながら音を聴いていると耳が慣れてしまい、調整がしにくくなります。
使っている音源によっては、再生するボリュームが均一ではないことだってあります。
そこで今回、最も重要なのはラウドネスメーターを使って調整するという方法を紹介しました。
非常に優れた機能なので一度使ってみると良いでしょう。
すべてをAIに任せたい!詳しいことはわからない!
って方はAI自動マスタリングツールを買うのも一つのです。
自分に合った方法を試してみてください。
それではまた次回お会いしましょう。